東京都 江東区 青海2-5-10 テレコムセンター東棟14階
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デザイナー向け | Free |
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エンジニア向け | Free |
プランナー | Free |
今、教育現場には大きな変革が求められています。国が2020年までに小中学校の生徒に1台ずつタブレットを配布する目標を掲げているほか、パソコンや電子黒板などを活用した授業が広がり、教育のあり方が変わっています。しかし、教員たちは必ずしもITに詳しいわけではありません。 また、授業以外にも、事務作業や親とのコミュニケーションなどに多くの時間を費やしていて、教員への負担は増加する一方です。そんな教員たちの課題を、最新の技術を知るエンジニアやデザイナーが共に解決していくのが、今回のハッカソンです。
「EdTech」とは、テクノロジーを活用し、教育にイノベーションを起こそうとするムーブメントを指します。日々、生徒と向き合いながら教育現場の重要な役割を担う教員・学校職員は、テクノロジーをどう活用して何をするのか、そして何ができるのかを考える時間や機会がなかなかありません。そこで今回は、エンジニアと教員の情報交換やコミュニティ形成のための場を提供します。通常であれば、顔を合わせる機会の少ないメンバーが集い、教育の新たな可能性を探ります。エンジニア・デザイナーにとっては、ユーザーである教員のフィードバックを直接受けられる貴重なチャンスです。現場の声を基に、「先生が本当に使いたくなる教材・システム」を生み出しましょう。ハッカソン終了後もSNSなどを活用して、エンジニアと教員が継続的に議論できる仕組みを一緒につくっていきませんか?
教員が日頃感じている課題意識には、どのようなものがあるでしょうか。事前に多摩市立愛和小学校の松田校長および教員の方にインタビューさせていただきました。学習面だけでなく、生活面やクラス、学校運営などさまざま課題があるようです。ぜひ皆さんの技術力や経験で、現場の課題を解決して、教員の方達にITの可能性を知ってもらいましょう。
- あいさつができない。声が小さい。
- 姿勢が良くない。体幹が鍛えられていない。
- 廊下を走る。廊下で寝そべる。
- 教室を飛び出す。
- 学習のサポート不足。個別に勉強を見る指導者が不足している。
- 授業や課外活動でグループを作る際に、グループ分けが固定化してしまう。
- 少人数クラスが増えていて、人間関係を考慮すると毎回同じようなグループになってしまう。
- 勉強のできる子供と、付いていけない子供がいるが、誰をターゲットに教えるか悩む。
- 小学校の場合、教室で子供に付きっきりであるため、授業の準備をする時間が充分に取れない。
- 小学校の通知表は、定量的な基準はあるが主観的になってしまう。
- 集金、調査などに時間が取られる。
- 教室にいるとき、他の教室や職員室と連絡が取り合える手段がない。
- 体育館のカギは先生が持ち歩くため、返すのを忘れる人がいる。
- 生徒の親から電話が掛かってくると、「職員室までお戻りください」と放送で呼び出される。
- 保護者から利己的な注文がある。「今日急な用事ができたので子供に連絡してください」といった伝言。
まずは10月10日(土)~11日(日)にアイデアソンとハッカソンを開催。
教員の意見を基にしながら、チームで、学習教材や教員の作業を支援するシステムを作ります。10月17日(土)には、日本科学未来館で行われる教育イベントの中でプレゼンテーションを行います。
60名
- エンジニア 15名
- デザイナー 10名
- プランナー 10名
- 教員 30名 教員専用エントリー
無料
- 会場までの交通費は各自でご負担ください。
- イベント中の食事などは各自でご用意ください。
- 10月11日、17日には懇親会(参加費無料)を行います。
今回のハッカソンで提供する技術を紹介します。メンターが随時使い方をレクチャーするため、それほど詳しくない方や自信のない方でも問題ありません。また、これらの他に利用できそうなガジェットやデバイスがある方は、お持ちいただいても構いません。
Microsoft社のセンサーデバイス。人の位置、動き、音声、顔などを認識できます。
手や指のジェスチャーによってコンピュータを操作できるデバイス。画面やキーボードに触らずに、モーションコントロールができます。
Bluetoothを利用して電波を発信する屋内測位システム。iPhoneやiPadでビーコンを受信することで、発信機の位置を特定できます。
スマホからON/OFF、光の色、点滅などをコントロールできるLED照明。
動きセンサー、LEDライト、ボタンスイッチなどの機能を持ち、無線で繋がる電子ブロック。消しゴムサイズの小さなタグのため、身近な日用品と組み合わせて機能を連携できます。
広視野角、頭の動きに表示が追従するヘッドトラッキングといった特徴を持つバーチャルリアリティ (VR) に特化したヘッドマウントディスプレイ (HMD) と、VR映像を計算するPC(ソフトウェア)を組み合わせたシステムです。
学習教材、システムの開発にはHTML5の使用が推奨されます。
myThingsは、IoTプロダクトやWEBサービスを組み合わせて、あなたの毎日を便利にするアプリです。
Unityは統合開発エンジンです。ゲームのみならず、インタラクティブな2D/3Dコンテンツ制作のための強力な機能を提供します。
1日目のアイデアソンでは、教員とエンジニアと一緒にディスカッションして、現状の課題を共有します。テーブルごとにアイデアを出していきます。参加者が出したアイデアから上位のものを選び、参加者同士でブラッシュアップしていきます。
9:30~ 開場・受付
10:00~10:20 オリエンテーション、趣旨説明など
10:20~11:00 インプットセミナー
11:00~12:00 教員の現状や課題の共有&対話(ワールドカフェ)
13:00~14:30 教員・エンジニア・デザイナーによるディスカッション
14:30~22:00 ハッカソン
2日目のハッカソンでは、プロトタイプを実装します。この日の最後にミニプレゼンを行い、各チームや教員からフィードバックを得ます。教員は自分のチームだけでなく、他チームにもフィードバックを与えて、意見交換を行い、17日のプレゼンテーションに向けて準備を行います。
9:30~17:00 ハッカソン
17:00~18:00 ミニプレゼン
18:00~20:00 フィードバック会+懇親会
3日目は教員発ハッカソンのプレゼンテーション、パネル展示を行います。パネル展示では日本科学未来館に訪れた親子や教員などに開発作品を見て、実際に触っていただくToch&Tryを実施予定。
午後は『U18ぼくらの未来※』のパブリックビューイングを視聴後、ハッカソン参加と教員で「学びの未来」を考える共創会議にご参加いただき、ファシリテーターと一緒にエンジニアと教員によるこれからの学びやEdtechについて対話していただきます。ハッカソンプレゼン、U18ぼくらの未来、共創会議ではその内容グラフィックレコーディングで記録し、議論の可視化を行いながら進めます。
10:00~ 受付
10:30~11:30 プレゼンテーション
11:30~12:00 審査会
13:30~15:30 『U18ぼくらの未来』※ ~伊藤穰一と中高生の白熱トーク』のパブリックビューイング
16:00~17:00 共創会議 ハッカソン参加者+教員で学びの未来を考える
17:30~18:00 審査発表会
18:00~20:00 懇親会
※10月17日(本イベント開催同日)に未来館ホールで開催されるNHK主催日本賞50周年記念イベント「U18 ぼくらの未来」
◇日本賞とは: NHKによって創設された「各国の教育コンテンツの向上を図り、国際理解と協力を増進する」ことを目的とした、教育コンテンツ国際コンクール
デジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤昌宏 様
株式会社codeTakt 代表取締役後藤正樹 様
倉敷市豊洲小学校 校長 尾島正敏様
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授 大川恵子 様
多摩市立愛和小学校校長 松田孝 様
茨城県古河市教育委員会 平井総一郎 様
* ICTCONNECT21会長 赤堀侃司様
* デジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤昌宏様
* 朝日新聞社ジャーナリスト学校 シニア研究員 服部桂様
* 倉敷市豊洲小学校 校長 尾島正敏様
* 品川女子学院 情報科主任 ICT教育推進委員長 酒井春名 様
* NPO法人CANVAS プロデューサー 土橋遊 様
* 料理研究家 行正り香 様
※本サイトではエンジニア、開発者、デザイナーの方のみの公募です。
教員の申込みは別サイトで実施しております。
※当日の模様を写真撮影、動画撮影し、ウェブサイトなどで利用させていただく場合がございます。
※受付時に本イベントへの参加同意書への記名をお願い致します。
内容につきましては事前にこちらをご参照ください。
HackCampとは? キャンプを楽しむように、ものづくりを楽しもう。 HackCamp は、楽しみながら新しいものを生み出したい、全てのハッカー/クリエイターの為のハッカソンコミュニティです。 課題解決の為のハッカソンや、新技術を使ってみるハッカソン、多様な人が集まり発想するアイデアソン、そしてそこに飛び込むためのハンズオンなどを実施しています。 イベント不定期なので、ご興味のある方...
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